ご自宅に中庭を作ることで室内の閉塞感を和らげることができます
中世のヨーロッパの建造物には、よく中庭が設けられていて噴水やお花が彩られていました。
この建築様式はサイズこそ違えど、日本でも見られます。
「パティオ」と呼ばれるこの中庭は、町家などに見られる中庭の洋風バージョンといってもいいと思います。
しかし、最近はこのパティオの意味や価値がわからずにリフォームの時に、パティオを失くしてしまうケースも増えています。
パティオよりお部屋や収納のスペースが欲しいというのが、実情のようです。
ここで改めてパティオの価値に迫ってみたいと思います。
【パティオの価値】
パティオの目的は、隣接する各お部屋への明りとりや通気の意味で設けられました。
またお部屋から見える花や緑は、室内の閉塞感を和らげて人々にリラックスを与えてくれます。
中には、お部屋からパティオに出ることもできて、室内と屋外の境を失くしてくれるような場所でもあります。
しかし、たいていのパティオは雨ざらしで、汚れやすい環境にあります。
そのため定期的に掃除をしていないと、せっかくの癒し空間もストレスになってしまいます。
【ペットのいるご家庭にはパティオが適しています】
ワンちゃんを飼っているお家には、パティオは適しているかもしれません。
パティオの床はたいていタイルでできています。
パティオでワンちゃんをシャンプーしてあげることもできますね。
またワンちゃん自身も自然の空気にふれられて、リラックスできると思います。
犬の他には、小鳥やハ虫類などいろいろ思い浮かびますね。
【パティオを無くす場合の注意点】
どうしてもパティオをなくす場合は、建物の容積比率に一応注意しておく必要があります。
パティオを失くしても、大した面積にはならないでしょうが、容積比率を超えるかどうか知っておくことは必要です。
中には、既存の家にパティオもしくは中庭を設けたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
このケースは、施工内容が複雑になり大規模リフォームが予想されます。
室内の開放感や採光性、通気性という面であれば吹き抜けを設ける方が経済的だったりします。
中庭やパティオのリフォームも当社ではご相談に乗らせていただいておりますので、中庭やパティオのリフォームをお考えのかは是非一度当社にご相談下さい。
当社の工事担当者がお客様のお宅に訪問させていただいた上で、お客様のニーズに合わせたリフォームプランを無料でご提案させていただきます。
ケアフルリフォーム代表。
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ペットをお風呂で洗うの大変なので外で洗えるスペースあれば便利ですよね。
今度リフォームするときは検討します。