【お風呂】ユニットバスの歴史と最新の浴槽の性能
【ユニットバスの歴史とは】
現在では当たり前となったユニットバスは、今から50年前に登場しました。
ユニットバスの登場の背景には、1964年の東京オリンピックが関係しています。
ホテルニューオータニは、オリンピックの開催に合わせるために17階1058室を17カ月で建設すると発表しました。当時の建築技術では、1000戸を超えるホテルの建設には3年はかかると言われていました。お風呂の工事についても短工期が課せられて、担当のTOTOは短工期に加えて軽量化も要求されました。当時開発に携わっていたTOTOのOB進藤正巳さんは、当時としては常識では考えられない内容だった、と証言しています。しかし、オリンピックの成功、納期に間に合わせるという強いTOTOチームの思いで「セミキュービック方式のユニットバス」が開発されました。
【セミキュービック方式のユニットバスとは】
現場で組み立てやすいようにある程度まで向上で浴室を組み立てて、運用しやすいように上下に分けた構造になります。これによって工期は大幅に短縮されました。
軽量化も浴室と洗面を陶器からFRPに変更し、2tを超えていた浴室を730kgまで軽量化することに成功しています。これらの開発により浴室工事の環境は大きく変化しました。
【ユニットバスはいまだ進化しています】
その後も皆さまご存知の通り、TOTOは水周りのリーディングカンパーにらしく、ユニットバスを進化し続けています。最近ではお風呂のお湯が冷めにくい「魔法瓶浴槽」や「ほっカラリ床」など浴室環境とエコを重視した商品が開発されています。TOTO開発部の方によると、これからはお風呂掃除をしないでも済む浴室やスマホを持ちこめる浴室など、以前と同じで時代の変化に合わせた商品作りが盛んに行われています。
2020年の東京オリンピックの時も今とは違うお風呂に期待したいですね。
ユニットバスの普及は、低コスト・施工性が主に挙げられますが、メンテナンス性や防水性、アレンジ性も高く評価できます。また職人の技術レベルによる浴室工事の品質ムラもほとんどありませんので、リフォームする方としては安心して工事をお願いすることができます。
【お風呂のリフォームは弊社にお任せください!】
弊社では様々なメーカーのお風呂の取り扱いや、リフォームの施工を多数行わせていただいております。
お客様のご要望やご予算、ご自宅の状況などに合わせたリフォームプランを無料にてご提案させていただいておりますので、お風呂のリフォームをお考えの方はお気軽に弊社までご相談いただければと思います。
ケアフルリフォーム代表。
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ユニットバスって結構昔からあるんですね。もっと新しいものだと思ってましたよ。
2020年にはユニットバスが劇的進化!何てことに期待したいですね。